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【失敗談】夫のリボ払いが発覚!離婚するべき!?借金返済のコツも解説

「リボ払いが借金とはわからなかった」

「家族が隠れてリボ払いを使っていた」

「リボ払いがバレて離婚されそう」

この記事を読まれている方の中には、このように考えている方もいるかと思います。

夫のリボ払いを見つけて離婚を考えた筆者が、離婚回避のために実践した行動をご紹介します。

現在、リボ払いに悩まれている方の解決方法もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

リボ払いは借金です!

リボ払いは、「リボルビング払い」の略で、クレジットカードの支払い方法の一つ。

手数料の金利が15%と、借りたお金が雪だるまのように大きく膨らむ借金です。

どれだけ使っても「支払い額がほぼ一定」というのが特徴ですが、利用残高すべてに手数料がかかるため、元金は減らず手数料だけが、どんどん増えていくので注意が必要です。

例えば、金利15%で100万円を借入れ、毎月1万円の返済した場合、支払い完了するまでの期間は約8年3カ月、利息だけで約63万円もの金額を返済することになります。

消費者金融の金利は18%であるため、リボ払いも同じぐらいの手数料を払うものと頭に置いておきましょう。

夫のリボ払いを見つけた話

隠していたクレジットカードの明細を見たら…

夫のリボ払い発覚のきっかけは、育児休暇中だった私が家の掃除をしていると、クレジットカードの明細書を見つけてしまったことです。

一見ただのクレジットカードの明細書ですが、利用金額の合計と、請求金額に差があることが分かりました。

さらに、明細書の支払い方法欄には、「リボルビング払い」の文字が記載されていたのです。

慌てて明細書の表を確認すると、夫のリボ払い利用可能枠は、40万円。

その枠すべてを利用しており、いきなり40万円の借金を背負うことになったのです。

夫を問い詰めたら衝撃の言葉が

仕事から帰宅した夫を問い詰めると、「リボ払いは借金ではない」という衝撃の言葉を聞かされます。

後輩との毎日のランチ代、週2~3回の飲み代、スマホゲームへの課金、たばこ代など支払いを全てクレジットカードを使用していた夫。

毎月の高額な支払いに行き詰まり、なにか手立てはないかと考えたところ、クレジットカード会社からのダイレクトメールを見つけました。

そこには、「リボ払いにするとポイントアップ」の謳い文句が書かれており、軽い気持ちで支払い方法をリボ払いに設定したということです。

どれだけ使っても支払い金額は一定額だったため、借金しているという自覚が全くありません。

毎月の支払い額は8万円。

返済で空いた8万円の枠を、また使って生活しており、約2年間自転車操業状態でした。

リボ払い返済でやったこと

家族のお金で一括返済

40万円の借金を抱えることになった我が家ですが、返済を迷っている場合ではありません。

金利15%の40万円を放っておくと、約2年6か月で倍の80万円まで借金が膨らむことになります。(72の法則:返済額÷金利=2倍になるまでの年数)

教育費や旅行費・マイホーム費用のために貯蓄していた家族のお金から、一括返済することにしました。

夫婦で話し合い

今回のリボ払いによる借金が発覚してから、なによりもショックだったことは「借金を隠されていた」という夫からの裏切りでした。

お金の裏切りは、離婚に直結する夫婦問題の一つです。

一度は離婚も頭をよぎりましたが、今回は夫に借金している自覚がなかったため、離婚はせずにクレジットカード含め、お金は全て筆者が管理することで解決させました。

リボ払いの知識や、金利の意味など、夫のマネーリテラシーの低さから招いた今回の借金問題。

この反省を活かして、毎月夫婦でマネー会議を開き、お金の知識や家族のお金の情報を共有することにしています。

マネー会議を開くことで、お金に対して興味を持つようになった夫。

現在では、毎月のお小遣い内でやりくりし、つみたてNISAやiDeCoなど、投資についても勉強するようになりました。

リボ払いを早く返済するためのコツ

一括返済

先述しましたが、リボ払いは高金利で借金しているため、時間が経てばたつほど借金が膨らみます。

一括返済するだけの預貯金があれば、それを使って返済することをオススメします。

貯金や投資より、なによりも優先すべきことだと覚えておきましょう。

低金利のローンに借り換え

預貯金がない場合は、リボ払いの金利よりも低金利のローンへの借り換えを検討します。

低金利のローンへ借り換えすることで、総支払額を減らせます。

先ほど、100万円を金利15%で借りた場合、利息は約63万円と説明しました。

これを、金利3%に借り換えることで、支払い利息は約12万6,000円、約50万4,000円の減額に成功することになります。

しかし、借金を背負っている状態での借り換えは、審査が通りにくい場合もあるため、注意が必要です。

親、兄弟から借りる

家族に借金を知られることは、誰でも勇気がいると思います。

しかし、迷っている間にも時間は流れていき、借金は膨らみ続けます。

恥をしのんで頭を下げることも必要です。

それほど、リボ払いの金利が及ぼす影響が大きいことを自覚しましょう。

債務整理

最終手段は、弁護士や司法書士に相談し、債務整理することを考えます。

利息カットや、返済期間の調整、金融機関との交渉など、借金に悩む方に代わって手続きを進めていきます。

一度、法テラスなどの無料相談を活用することもオススメします。

まとめ

今回、夫が隠していたリボ払いによる借金をみつけてしまった筆者の体験談をご紹介しました。

「借金発覚=離婚」を考えましたが、夫婦で話し合い、解決の道を模索。

発覚後の夫の態度や考え方に変化があったため、我が家は離婚を回避できました。

返済が難しいほどの借金額に膨れ上がっている場合、借り換えや債務整理も検討していきましょう。

時間が経過するほど、借金は大きくなるため、早急に家族や専門家への相談をオススメします。

「ライター名:あべ みか

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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