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移動平均線の使い方とFXトレード手法【テクニカル分析講座】

 

FXトレードにおけるテクニカル分析で、最も使われている指標が移動平均線というテクニカルです。

 

短期売買をしない投資家でもこの移動平均線だけは見ているという人もいるほどです。

 

絶対知らないといけない移動平均線の解説と実際のトレードでの使い方を完全初心者向けに解説していきます。

 

 

移動平均線とは?

 

テクニカル分析における「移動平均線」とは、一定期間の価格を平均して結んだ曲線のことです。

 

非常に単純なテクニカル指標ですが、8割以上の投資家が利用しているという実に奥が深い移動平均線です。

 

  • 曲線が右肩上がりの時は上昇トレンド(価格が上がっていく流れ)
  • 曲線が右肩下がりの時は下降トレンド(価格が下がっていく流れ)

 

というのが見方です。

 

そんなの子供でもわかるよと思われるかもしれませんが、馬鹿にせずに実際に相場(チャート)を見ながら確認してみましょう。

 

移動平均線でEMAとSMAで迷ったらEMAを使うべき!

トレード画面でテクニカル分析を選ぶ項目の中に、移動平均線が2種類あることに気が付いたかたも多いかと思います。

 

おそらくそこには、EMA(指数平滑移動平均線)とSMA(単純移動平均線)というものがあるはずです。

このふたつの移動平均線の違いを確認していきましょう。

 

・EMA(指数平滑移動平均線)=Exponential Moving Average

・SMA(単純移動平均線)=Simple Moving Average

 

もともとはSMAを主流にテクニカル分析として使用されてきましたが、さらにトレードの勝率アップを目的として海外で改良された指標がEMAです。

 

EMA(指数平滑移動平均線)となり改良されたポイントとして

「近い日足の値動きを平均線の反映に重視することによって直近の値動きに反応しやすくなった」

という利点があります。

 

単純に平均値を知りたいという場合はSMAでもいいですが、FXトレードによって勝率を上げるためにテクニカル分析を利用するのであればEMAを使って慣れていくことをオススメします。

 

 

移動平均線の傾きでトレンドの流れを確認

上の画像は外国為替FXのドル円チャート画面です。

 

このチャートの中でピンク色で表示されている線が「移動平均線」です。

赤と青で上下に動いているローソクのような形の線が「ローソク足」と呼ばれる「値動きを表す線」です。

 

移動平均線がチャートの値動きにゆっくりと合わせて動いていることがわかると思います。

 

単純に移動平均線の傾きの向きが上向きなのか下向きなのかで、これから値段が上がるのか下がるのかを感覚的に把握できるようになっています。

ポイントとして、チャートは短期間の時間足よりも長期間の時間足になる方が信頼度が高くなっていきます。

 

移動平均線は1本だけじゃない

実は1本の移動平均線を表示させるだけが、テクニカル分析としての使い方ではありません。

 

もう一度、下のチャート画像をみてください

 

70日移動平均線(ピンク)5日移動平均線(青)が確認できると思います。

 

つまり70日という長期間の平均を取った線5日間という短期間での平均線という意味です。

 

短期間の平均になるとチャートの動きに敏感にピッタリとくっ付いたまま移動していきます。

逆に長期間の平均になるとチャートの値動きには鈍く反応します。

 

ではこの2本を実践ではどうやって使うのでしょうか。見ていきましょう。

 

 

2本の移動平均線がクロスする場所がポイント

チャートには短期線と長期線が交わるポイントが定期的に必ず現れます。

 

短期移動平均線が長期移動平均線とクロスするタイミングは非常に投資家たちに注目されるポイントです。

 

上から下へ抜けるクロスのことを「デッドクロス」といいます。死ぬほどの勢いで下落する可能性があるという意味を含めたネーミングですね

 

逆に下から上へ突き抜けるクロスを「ゴールデンクロス」といいます。勢いのある値上がりを予感するネーミングですね。

 

「デッドクロス」と「ゴールデンクロス」

この2つの用語をよく覚えてください。この先では買いポイントと売りポイントを確認していきます。

 

 

実践トレードでのエントリーポイントは?

ここまで「移動平均線の見方」を使ったゴールデンクロスとデッドクロスを覚えていただきました。

 

では、実際のFXトレードではどこで買ったり売ったりすればいいのでしょうか。

 

まずは次の画像を確認してください。「エントリーポイント」とは買ったり売ったりするポイントのことです。

 

デッドクロスが出たポイントではないなと思う方も多いと思います。

 

しかしこのチャートではこのオレンジの丸の部分でのトレードエントリー(画像の場合は売り注文)がセオリーです。

 

なんだか複雑になってきましたね!でももう少しだけ頑張りましょう!

 

 

相場には騙しといわれる値動きがある

 

騙し(ダマし)といわれるチャートの値動きがあります。

 

言葉の通り騙されてしまう動きのことですが、デッドクロス・ゴールデンクロスが完成したと思いすぐさま買い注文(売り注文)を出してもまた値段が逆戻りしてしまうことがあります。

 

そんな時に「この動きはダマし上げだった」などといいます。(調整という人もいる)

 

ゴールデンクロスがあったからといって全員が勝ててしまっては、相場が成り立ちません。

 

騙しで価格を動かして、個人投資家を食いに来る人がいることも忘れないようにしましょう。

 

勝率をアップさせる方法が他にもあります。次にいきましょう。

 

 

直近の高値・安値を意識することがテクニカル分析の基本手法

 

テクニカル分析におけるデッドクロス・ゴールデンクロスにはダマしの動きも多い。

 

ではどこで売り買いのエントリーをすればいいのか。

 

まずは次の画像をみてください。

 

丸を付けた箇所がデッドクロスが発生する前の直近の安値です。(同じ値段で2箇所ありますね)

 

その値の価格を横一直線にラインを引きます(緑色の横線)

 

そのラインも投資家たちが非常に意識するラインなのです。

 

なので、デッドクロスが発生した後にこの直近安値ラインまで到達するタイミングは流れに乗るチャンスとなります。

 

100%勝てるという手法がないトレード相場の世界です。絶対はありません。

 

しかしあなたはダマしの値動きを回避しつつ確実に利益を積み重ね、相場に生き残る必要があります。

 

そのために二つ以上のテクニカル指標を組み合わせることが大切なポイントとなるでしょう。

 

直近の安値(高値)ラインで反発するパターンも多い

テクニカル分析の世界では、デッドクロス・ゴールデンクロスを抜けて直近の安値(高値)のラインを抜けると大きく値動きが起こる可能性があるということをお伝えしてきました。

 

しかし、この直近安値(高値)ラインには投資家の注目が大きく集まってきます。

 

逆に大きく反発して価格が戻っていく可能性も多いにあります。

 

100%正解することはどんな凄腕FXトレーダーでも不可能です。

 

「もし移動平均線を知らなかったら何が起きているのかわからないですよね?」

 

正答率を上げるためにテクニカル分析を使います。

そして今リアルタイムで起こっているチャートの値動きに命を吹き込む(根拠を持たせる)

 

 

移動平均線の使い方まとめ


いかがでしたでしょうか。

 

細かな数値の説明などは省き、初心者にもトレードが楽しそうだなと思っていただける解説を心がけて書きました。

 

なので、もっと深く分析したいという方は実際にトレードをしながらテクニカル指標を実戦で使ってみることをオススメします。

 

このページでは説明できなかったことを簡単にまとめます。

  • 移動平均線にもいくつか種類がある(SMA・EMAなどと呼ばれる)
  • SMAとEMAで迷ったらEMAを選択するべし
  • 長期、中期、短期の三種類を同時に使うことも多い
  • 取引所によってはデフォルトで移動平均線を表示してくれる場合もある

 

といったところです。

 

ただの移動平均線といっても奥が深いので常に勉強という意識を忘れずにFXトレードしていきましょう。

 

 

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  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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