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【体験談】結婚式費用を内緒で借金した200万円を2年で返済した方法!借金返済時にやってはいけないこと

一生に一度の結婚式のためには借金してでも最高の式を挙げたい、ハネムーンを体験させてあげたい!との思いから借金を抱えてしまった人。

この記事では、そんなあなたに向けて、筆者が結婚式費用のため借金を抱えていた頃の体験談と完済した方法を解説していきます。

結婚式が理由で借金で苦労している人が少しでもその苦しみから解放される方法を教えていきます。

1.結婚式費用のため200万円借金した筆者の体験談

1.1 800万円の貯金からまさかの借金生活に

筆者が800万円もあった貯金を使い切り借金をしたきっかけは、車の購入、ギャンブル、異性との付き合いです。

当時30代後半で、女性にもてたい一心から新車を購入したり、デート代やキャバクラでの遊び費用を増やしたい気持ちから競馬にはまり、毎週末数十万単位で賭け続けました。

また、メールを通じてバツイチ女と出会い、タイプではないが一発やれそうだからと飲んだ勢いで一夜の関係を持ち、後は会わないつもりでした。

その女性から会社に電話が入り、知り合いの弁護士にも相談し年相応でのヤリ逃げは訴えられても仕方がないと追求され、なくなく100万円支払うことに。

新車代で310万円、競馬代で400万円消費していましたので、女性への弁償代100万円の支払いでまさかの借金生活に転落してしまいます。

1.2 結婚式費用300万円をいかに賄うか

そんな折、不幸続きの筆者にもようやく良い相手との出会いがあり、結婚を前提とした付き合いが始まります。

彼女は10才年下で、当時流行りのレストランウェディングで式を挙げてハネムーンに行きたい強い願望がありました。

一生に一度の結婚式とハネムーンの夢は叶えてあげたいとの思いから10ヵ月後の結婚式費用を借金で賄うことを決意。

彼女には内緒で銀行のフリーローンで100万円、カードローンで100万円を借金することにしました。

結婚式費用は、教会結婚式代20万円、披露宴代190万円、指輪代30万円、海外旅行代60万円の合計300万円です。

ローンの200万円との差額100万円については、生活費を切り詰め毎月10万円を10ヵ月間貯金することで何とか捻出する計画を立てました。

1.3 借金で足りない部分を一世一代競馬で勝負

ところが外食を減らしたり生活費の切り詰めで捻出しようとしていた毎月の貯金が、多い月で7万円、平均で5万円と計画値に届きません。

ローンは借りられる上限まで借りていたので、追加の借金は消費者金融でも利用しないと無理でした。

そこで筆者が思いついたのが競馬です。足りない50万円を稼ぐために貯金のうち20万円を競馬に賭けました。

1レースから1万円ずつ賭けたもののことごとく外れ、残り7千円の所持金を9レースの川島騎手の馬に賭けて祈る気持ちで結果を見たら万馬券をゲット。何とか50万円を稼ぐことができたのです。

2.筆者が借金200万円返済のために行なった方法

2.1 カードローンの早期返済を最優先しました

ハネムーンから帰国後、年利11%のカードローンの毎月の返済状況を見て驚きました。

当初2年位は利息分の返済の方が多く、元本分の返済ペースがすごく遅いと気づいたからです。

幸い社会的な信用が高い会社に務めていましたので、何とか都銀系の年利7%のフリーローンで100万円借り換えることに成功しました。

2.2 銀行のフリーローンも早期返済を行ないました

年利3.5%(上限100万円)の個人ローンのプランが会社にあることに気づき、もう1つの銀行のフリーローンを借り換えました。

年利11%から7%、年利7%から3.5%への借り換え効果は本当に大きかったです。

「72の法則」をご存じですか?年利の%数値で72を割っていただくと、倍になるまでの年数が算出できます。(借金200万円で11%だと、200÷11=6.55年です)

万一返済が滞ると、6年半後には倍の400万円に借金が膨れ上がるのです。

利息で総返済額が増えていく傾向にあるのが借金の怖さです。

<おすすめ>

①まずは年利が低い他のプランへの借り換えができないか検討しましょう

②返済期間が3年だとしても、なるべく最初の1年目に繰上げ返済等で半分近く返済することで元本分の返済ペースを早めましょう

2.3 毎月の支出見直しを行ないました

毎月の生活費は妻も負担してくれましたので、2年間自分の方の支出は本気で切り詰めようと決意しました。

毎月の返済額の他に少しでも余裕ができた月は一部繰上げ返済を行ない、ボーナスの半分を一部繰上げ返済に充てたことで、期間3年の借金を2年に短縮し完済しました。

3.借金返済時にやってはいけない3つのこと

3.1 さらなる借金はやめよう

生活が苦しいという理由で安易に借金を増やすのはやめましょう。

借金がさらに膨らむと、金利にもよりますが完済できる時期がさらに遠くなります。

借金は最低でも計画通りに、可能なら前倒しして完済しましょう。

3.2 借金返済のための一発逆転はやめよう

筆者自らが結婚式費用の一部を競馬で賭けた手前から偉そうなことは全く言えませんが、一発逆転を狙うのは止め、できるだけ堅実な返済計画を行なうべきです。

一発逆転を狙って成功するケースは少なく、ほとんどのケースでは借金が増えるだけです。

損失を取り戻そうとして大事なものを失うリスクが、ギャンブルの本当の怖さです。

4.借金返済後に留意すべき点

借金返済後には、どうしてもやむを得ない家購入後の住宅ローン以外は利用しないのが一番です。

少しでも積み立てできるようでしたら、国が税制優遇してくれるiDeCoや積立てNISAなどへの資産運用を始めましょう。

運用リスクが気になるようでしたら、一度に資産を投入するのではなく、毎月積立型のiDeCoか積立てNISAを利用すればドルコスト平均法で運用リスクはかなり少なくなります。

まとめ

この記事では、筆者が結婚式費用のため200万円の借金を抱えていた頃の体験談と2年間で完済した方法、借金返済時にやってはいけない3つのことなどを解説してきました。

結婚式費用を賄う目的であっても多額の借金を抱えている状態は、精神的にもかなりきついはずです。

可能であれば、なるべく有利な条件への借り換えや早期返済をおすすめします。

この記事が少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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